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12月7日

 投稿者:Beniko  投稿日:2009年12月 7日(月)23時36分53秒
返信・引用
  もう12月ですね。
4限が終わる時間にはツリーに灯った明かりが目立つようになってきました。
まぁ、4限は試験に追われる初級コースでそうしみじみ景色を眺めている心境にはならないのですが、こちらのPapa Weidtの授業の方は、ちょっと感慨深いものがあります。
たぶん、あと数回でドイツ語を離れていく人も多いだろうから。
あと、数時間で、何を読むべきか。
何を読んだら、君らの未来の糧になるか、ついつい欲を出してしまいます。

さて、今日でついに最終ページに入りました。
アウシュヴィッツに移送されたアリスを追って、ヴァイトさんも収容所の門の前にやってきます。
後半は話の展開がはやいですから、前後関係に気をつけて。
時制をよく見て読んでください。

テキストのほかには、次の2枚のプリントを見ました。

 ・アリスが移送列車の窓から投げたヴァイトさん宛の絵葉書
  (拾った人はよく切手を貼って投函してくれましたよね!)

 ・盲人工場の従業員の集合写真
  (これまでの登場人物がみな写っています。
    生まれた日と死亡した日付をみてください。
    ほとんどが終戦を迎えるまでの2年ほどの間に
    ビルケナウで殺害されています)

時間がほとんどなくなってしまいましたが、アウシュヴィッツのDVDを見ました。
これは博物館が出しているものなので、ポーランド側からの視点もよくわかりますね。
続きは来週見ます。
 
 

11月30日

 投稿者:Beniko  投稿日:2009年12月 3日(木)23時10分49秒
返信・引用
  ヴァイトさんのところにいたユダヤ人たちは1人残らずいなくなったわけではありません。
一斉移送の前に、すでに地下にもぐった3人とその家族です。
今日はプリントの⑩~⑪を読みました。
1回に読める量が確実に増えてきましたね。
本も無事読破できそうです。
食料が配給制のこの時代、人の目の多い都会で地下に潜るのがいかに大変か、この本では詳しく触れられていません。
結局、最後まで残ったのはインゲひとりでした。
昔の知人という「密告者」が登場しましたね。
「密告者」もまた情報を売ることで、なんとか生きながらえていたユダヤ人です。

ヴァイトさんの工場の見取り図を見ました。
ヨーロッパの都会の建物は中庭を囲んで奥に深いんです。
ヴァイトさんの工場も通りから、奥へ奥へ部屋がつながているでしょう。
行き止まりの小さな部屋の前に洋服ダンスをおいて、入り口を隠したら、もう部屋は見えません。
アンネの家も本棚で隠してありました。
アンネの家はヴァイトさんのところの隠れ家と比べるとかなり大きいです。
ヴァイトさんが匿った部屋のサイズを教室の机を動かして再現してもらいました。
4人の人間がずっといると考えただけで息が苦しくなりそうですよね。
隠れ家のホルンさんは、きっと、そんなストレスの日々に昔の知人に遭って嬉しかったのでしょう。それで、気がゆるんで饒舌になってしまったのではないでしょうか。
物語の登場人物は、皆実在した人たちです。
様ざまな思いをめぐらせつつ、読んでみてください。

今日は特に前置詞の格のところにチェックを入れました。
場所をあらわす3,4格支配の前置詞では、格に気をつけて読まないと意味が変わってしまいます。
アルファベットたった1字の違いですから慎重に。
日本語なんかでも、助詞の一字を取り違えると、文の意味が変わっちゃうでしょ?
 

11月9/16/23日

 投稿者:Beniko  投稿日:2009年12月 3日(木)12時05分15秒
返信・引用
  テクストのほかにはこんなもの、読んだり見たりしました。

インゲ・ドイチュクロンのプロフィール(A4)

 1922年生まれって、君らの祖母と比べるとどれくらい違いますか。
 彼女の場合、父親が先にイギリスに亡命しています。
 彼女と母親はついていくことができず、連絡を待っていました。
 結局終戦までベルリンに潜伏することになります。
 このプロフィールには、テクストにはない彼女の戦後が書かれていますね。

オットー・ヴァイトの工場(DVD)
 本物のヴァイトさんの工場を見ました。
 盲人がどんなふうにブラシを作っているのか、様子がわかります。
 ドイツでは盲人にとってかなりポピュラー仕事だと思います。
 Ingeその人が、子供たちに話をしている場面もありました。
 みんなが読んだところを朗読したりしていたのですが、
 字幕がないので聞き取るのは少し難しいですね。
 ベルリンに行く際にはぜひたずねてみてください。

Amen(映画)
 ベルリン中の人がユダヤ人の移送については知っていたはず、
 そしていろいろな噂も耳にしていたはず、
 と、インゲも証言しています。
 それはドイツ人Weidtさんの必死の救出行動を見てもよくわかります。
 ドイツ人の良心はどこにあったのでしょう。
 抵抗の余地はなかったのでしょうか。
 「良心」のシンボルともいえる「教会」はどう反応したのでしょう。
 「殺人ガス室」の設計にかかわった科学者たちの「良心」は?
 どこまで抵抗でき、何が抵抗を阻んだのか。
 「ガス殺」の先駆けとなった身障者の安楽死については、
 激しく抗議し、それはある程度成功しています。
 そのあたりを考えつつ、冒頭を見ました。
 邦題は「ホロコースト アドルフ・ヒトラーの洗礼」。
 はっきりいってセンス悪すぎです。ちゃんと映画を見てつけたんでしょうか・・・
 いい映画なのに、この題だと観る人も観なくなります。

旧約聖書
  オラトリオEliasの歌詞より。
  有名な「聴け、イスラエル、神の声を聴け」のあたりを読みました。
  関係代名詞のオンパレードですが、けっこう、やさしく読めます。
  仏教の経典だったら、こうはいきませんが・・・

メンデルスゾーン:オラトリオ「エリア」(CD)
  結婚行進曲パパパパ~ン♪パパパパ~ン♪の作曲家ですね。
  メンデルスゾーン家はキリスト教に改宗したユダヤ人です。
  でも、珍しい旧約のオラトリオも書いているあたり、
  ユダヤ人という意識は強かったのでしょう。
  第二部の頭が、哀しく、美しい、「聴け、イスラエル」のソプラノ独唱。
  それに、かっこいい合唱が合流していきます。
  いやぁ、いい曲だなぁ・・・
 

11月9日/16日/23日

 投稿者:Beniko  投稿日:2009年12月 3日(木)11時32分46秒
返信・引用
  秋休みをはさんで、更新がだれてました。
すみませんm(__)m

でも、授業の方はだれてませんよ。
Papa Weidtは着々と読みすすめてきました。
原文を書き起こしたプリントは
  ⑤(A4)、
  ⑥~⑦(A3)、
  ⑧~⑨(A3)   の3枚です。
みなさんは原本のさし絵も見ながら読んでくださいね。

リスト、家具用トラック、1943年の2月28日のAktionと、ベルリンのユダヤ人たちの生きる余地がだんだん狭くなっていきます。
ヴァイト氏の機転をきかせたゲシュタポとの裏とりひきで、なんとか望みをつないでいた工場のユダヤ人たちも、ついにみな連行されてしまいました。
最後、ちょっとだけ厄介なベルリン方言が出てきましたね。
ドイツ人が読めば、臨場感があるんですけど・・まぁ、他はほぼ順調に読めているのではないでしょうか。
みなさん、飛び石の飛び方がうまくなりました。
読み取れたところを自由に話してもらう際、最初からページの最後の方を指摘する声があがるようになってきました。
ドイツ語を読んでいる視野が広がったのだと思います。
  わかりにくいところは「あきらめる」、
  知っている単語に敏感に「反応する」、
  そして「想像する」
ことが大事です。
特に最後の、単語を足がかりに世界を「想像する力」は、俳句文化をもつ日本人は長けているはずでしょう?
残念なことに、中学(小学?)からの英語の勉強が、その稀有な能力をたたきつぶしてしまうんですよね。
皆さん、持っていたはずの能力をよみがえらせてください。
単語、一応調べてはいますけれど、「単語カード」とかは作らないように。
ひとつの単語の意味は、小さなカードになどおさまりません。

視野を広げつつ忘れてはならないのは、
 指示代名詞、
 関係代名詞
 人称代名詞のつながり方です。
これ、それ、あれ、どれみたいな「代名詞」ですよ。
ドイツ語の場合、非常に明確です。
プリントには→やら下線やら四角やらで書き込みしてありますね。
こうやって前後関係を鎖でつないでおかないと、迷子になりますよ。

このつなぎ方がぼんやりしちゃっている人、授業中でも前後でも、ちょっと呼び止めて質問してください。
案外、些細なところでひっかかちゃっているのかもしれないですから。
 

10月26日

 投稿者:Beniko  投稿日:2009年11月 8日(日)23時29分41秒
返信・引用
  ドイツ基本法の復習のあと、続きを読みました。

ベルリンの中でユダヤ人の安心して過ごせる場所はどんどん狭くなっていきます。
パパ、ヴァイトはそんな彼らを慰めるために、何かと心をくだきます。工場の製品をヤミでワインや肉と取り替えてきてみなにふるまい、ちょっとしたパーティーを催したり・・・
ここを、単に「食事」と取り替えたと読んではダメですね。
「ユダヤ人は卵や新鮮なミルクを飲んではいけない」なんて法律を前に読みました。
それらはおそらく、彼らの日常では考えられない品だったはずです。
戦時、食べ物は配給制です。誰もがよぶんな食料を手に入れることのできないという状況は、地下潜行生活をとても困難にするわけです。

後半、見映画はランズマンの「ショア」の抜粋です。
収容所の労務班で働かされたユダヤ人の証言、収容所勤務していた親衛隊員の証言にはさまれて、パパヴァイトの作者であり、また登場人物のインゲが話していました。場所はベルリンのグルーネヴァルト。アウシュヴィッツの移送列車が出ていた駅です。ここには今でも記念碑があります。当時、町中からユダヤ人が連れ去られていた。それに気づかないでいることなどあり得ない、と彼女は語ります。
彼女を含め、地下に潜行したユダヤ人たちは、同胞と一緒に死の列車に乗らなかったことに精神的な負い目を感じているようです。
彼女の「良心の呵責」こそが、ナチ側の証言者とコントラストをなしていますね。

みなさんは、「知ろうとしなかった」「想像しなかった」ことの罪をどうとらえますか?
 

10月19日

 投稿者:Beniko  投稿日:2009年10月19日(月)22時40分38秒
返信・引用
  お久しぶりでした。
前回の法律、ひと通り見直しました。
歯止めをかけるのが、遅すぎましたね。
この無数の法律とともに、「野蛮」が白昼堂々と法の名のもとに行進していくのです。
誰が、どこで、いつ、Neinを言うべきだったか。Neinと言えるチャンスがいつならば可能だったか、考えてみてください。

今日は3枚目を読むとともに2格の用法を確認しました。
ドイツ語と日本語とでは構造が違うわけですから、無理やり日本語に訳そうとしないのもコツです。今日は15分で1ページでしたが、皆さん、読むのが早くなりましたよね。

今日はさらに、現代の法律、ドイツ基本法の第三条を訳してもらいました。ここでも2格が多用されてますね。
提出してもらった紙を見たところ、さすが現代人!どのグループもほぼ完璧な日本語訳でした。文法的にドイツ語のルールがわかるということ、そして文の背景を知っていることはどちらも大事なのです。
辞書をひいて、生のドイツ語をここまで読めるならば、私の役目はもう終わったなぁ・・・と、しばし感激に浸りまして、また、来週続きをやります。
この基本法、もちろん、ナチ時代の反省をこめてできてきています。他にも、基本法の中にはナチの遺産があります。
人は法の前に平等である。
人は平等である、という考えは、歴史の中で生まれてはねじれ、また復活し、を繰り返してきました。
この「平等」を否定するナチの思想が受け入れられたのはなぜだったのでしょう。

なかなか映像資料を見る時間の余裕がつくれないので、さらに訳のテンポ、少しあげますね。絵本の続きをパラパラ見ておいてください。
 

10月5日

 投稿者:Beniko  投稿日:2009年10月13日(火)17時43分37秒
返信・引用
  前回皆さんに訳してもらった単語をまとめて配布しました。これは「パパ ヴァイト」の註ともなるので、毎回携帯してくださいね。(次回より、提出物はペン書きでお願い。鉛筆だとコピーしたときに読みにくいです)
本文を綴じたものも配りました。最後の1枚はまた今度。

さて、今日は2枚目、インゲがヴァイトさんの盲人工場に職を得るところでしたね。
パッと見ると、長そうでしょう? でも意味をとるだけなら、あまり時間はかからなかったのではないでしょうか。単語調べは手分けしてやったし、ね。20分かそこらで、ほぼ内容は網羅できていたようです。訳出していくときには、もちろん、もう一度関係代名詞やら、受動態になっている部分、あるいは再帰動詞なんかに気をつけて読んでいきます。
なかなか、幸先のよい滑り出しって感じですね。

たかが絵本、されど絵本。
語彙がわかっただけでは読みこなせません。
時代背景を知らないと。
後半、みなさんに訳してもらったのは、ナチ時代に出たユダヤ人に関する法律です。
あまりに突飛なんでにわかに信じがたい内容ですよね。これがまかり通る社会ってどんな感じだと思います? あるいは、なぜ、こんなものをわざわざ公布したのでしょうね。

グループで2つずつ選んでもらいましたが、次の月曜は祝日で間があきますので、ぜひ、自分が当たらなかった箇所も目を通してきてください。

「あのころはフリードリヒがいた」が手元にある人は、確か巻末に年表がついていましたよね。
「アンネの日記」の第1日目あたりも参考になります。これは文庫で出ているはずだから、本のあるところへ行ったらめくってみてください。
 

9月28日

 投稿者:Beniko  投稿日:2009年 9月28日(月)23時14分22秒
返信・引用
  2日目でした・・・が、あまり2回目という感じがしないのは気のせいでしょうか。

 さっそく、Papa Weidtの1ページめを読みました。素直な、とっつきやすい出だしですよね。
構文は易しいのですが、今後、時代背景や単語そのものを知らないと読みにくい箇所が出てきます。
 今日は、それらの単語を手分けして調べてもらいました。“ゲシュタポ”はともかく、“fabrikaktion”とか、“junderein”とか、ちょっと聞き慣れない単語もあったと思います
 1年次の教科書でお馴染みのabholenなんて分離動詞は、駅に妹を“迎えに行く”ときにばかり使うのではなく、“連行する”と訳した方はふさわしい状況もあるわけで、どう訳したらしっくりくるのか、辞書や教科書のイメージにとらわれすぎずに訳していきましょう♪ 感覚を鋭くかつ自由に保つ、のがコツです。
 昼休みまでかかって訳を完成してくれた面々、ご苦労さまでした。今日の成果は、これからみんなで使っていきます。今日配布した両面のプリントはこれからも授業に持ってきてください。

 宿題だった文法のプリントは練習2と3の答え合わせをしました。来週は裏面の練習2,3が宿題です。
でも、みなさん、基礎文法はもう必要なさそうなので、あとは配らずに本を読みながらピンポイントで説明していきます。疑問があるときは遠慮なく言ってください。

 そうそう、絵本、やっぱりカラーがいいという人には実費でコピーします。
 ドイツ語を1冊”読みきった(とすでに仮定してますが)”記念に原書が欲しい人も、どうぞ申告してくださいね。まとめて輸入します。

 それから、今上映中の『縞模様のパジャマの少年』および、12月に公開される『誰がために』の映画の半券を、出席点に数えます。都合のつく人は、映画館に足を運んでくださいね。男女問わず、『パジャマ』は水曜が安いですよ。
 

9月21日

 投稿者:Beniko  投稿日:2009年 9月26日(土)23時00分42秒
返信・引用
  お久しぶりです!
みなさん、いろいろな夏を過ごされたようで、アンケート用紙をニヤニヤしながら読ませていただきました。

今回、初めての方は少ないですね。今期も明るくまじめなクラスを形成してください。みんなフレンドリーなので、初めての方も、馴染みやすいんじゃないかなぁ。
私の話が脱線、暴走しすぎたら、どうぞ止めてください。

前期の最終レポートで「ヨーロッパの負の歴史をめぐる旅程」というのを出しました。
ひょんなことから、今月ポーランドへ行けたので、みんなのレポートを思い出しつつ、写真と土産話を少し、いやずるずると・・・。
面白いもので、現場検証に行ってみると、また考えていたのとは別のものが見えてくるんですよね。
ぜひ、大学生の間に自分の足で国境またぎながら、世界地図を歩いてきてね。

さて、授業内容はちょいと変更があります。
映画「ヨーロッパ ヨーロッパ」を見ながら原作を読むつもりでしたが、皆さんの了承が得られそうなので、テキストは私が旅行中ベルリンで仕入れてきた「パパ ヴァイト」という絵本にします。これが最後のドイツ語の授業という方も多いでしょうし、1冊読みきりたいと思います。
あ、映画の方は授業中に少しずつ観ます。

相変わらず、暗い歴史を扱いますが、最後は希望の見える授業にしたいものです。
私自身もまだわからないことだらけです。皆さんと話し合いつつ、お互いにいろいろなことが見えてくればいいなぁと思います。

テキストはその都度プリントを配布します。
辞書だけは絶対に忘れないでください。(紙でも電子辞書でもいいけど、電池切れに気をつけてね)

文法のプリントはなくさないこと。
今日、1枚目を配りました。表をざっとやってきてください。カンタン、だよね?
軽くウォーミングアップです。

ではでは、4ヶ月間、どうぞよろしく。
 

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